冬の下田で、わたしが毎年楽しみにしているのが爪木崎(つめきざき)の水仙まつりです。
須崎半島の先にある爪木崎は、青い海に白い灯台が映える下田屈指の景勝地。冬になると岬一帯に約300万本の野水仙が咲き、あたりは甘い香りに包まれます。まだ寒い時期なのに、ひと足早く春を感じられる場所です。

わたしにとって水仙まつりは、一年のはじまりの行事。毎年フレッシュな気持ちで出かけています。あたたかい下田の冬を存分に楽しめる、すてきなお散歩コースです。
この記事では、開催期間やアクセスなどの基本情報に加えて、地元に住むわたしがおすすめする歩き方や、寄り道スポットをご紹介します。
※この記事は2026年10月時点の情報をもとにしています。最新情報は下田市観光協会でご確認ください。
爪木崎の水仙まつり2026-2027の開催期間と見頃
水仙まつりは毎年12月20日〜1月31日に開催されます。第60回となる2026-2027年は12月20日(日)〜2027年1月31日(日)の予定です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催期間 | 12月20日〜1月31日(毎年同じ) |
| 場所 | 爪木崎(静岡県下田市須崎) |
| 入場料 | 無料(散策自由) |
| 見頃 | 1月ごろが最盛期 |
| 問い合わせ | 下田市観光協会(0558-22-1531) |
園内は遊歩道になっていて、ぐるっと1周20分ほど。場所によって咲く時期が少しずつ違うので、期間中は長く楽しめます。

期間中の日曜日には、下田太鼓の演奏や、須崎の漁師鍋「池之段煮味噌鍋」のふるまいなどのイベントがあります(どれも10時から)。
- 12月20日(日)オープニング:テープカット、下田太鼓、金目鯛のにぎり寿司(100名分)と池之段煮味噌鍋(200名分)のふるまい
- 1月10日・17日・24日(日):下田太鼓の演奏、池之段煮味噌鍋(200名分)のふるまい。17日はキッチンカー5店舗も出店予定
ガイドさんと一緒に歩ける「水仙まつりジオガイドツアー」もあります。Aコース1,500円・Bコース2,000円で、3日前までに予約が必要です(12月29日〜1月4日はお休み)。申し込みは伊豆半島ジオガイド協会(0558-74-5423)へ。
開花状況は、下田市観光協会の公式ページで確認できます。
※夜は照明がなく、売店も閉まるので、明るい時間に訪れましょう。
爪木崎へのアクセスと駐車場
電車・バスで行く場合
伊豆急下田駅から、東海バスの10番「爪木崎行き」で約20分。終点の「爪木崎」で降りてすぐです。タクシーなら、下田駅から約14分・約2,660円です。
車で行く場合
熱海・伊東方面から国道135号を南へ進み、「須崎」「爪木崎」の看板で左へ。1つ目の信号を左に曲がり、突き当たりまで進むと会場です。
駐車場
会場の駐車場は約200台。料金は乗用車800円、バイク300円、大型バス・マイクロバス2,500円です(下田市観光協会の発表より)。
まつりの期間が終わってから2月に行ったときは500円でした。時期によって料金が変わるようです。

駐車場の切符には、白い灯台と水仙の絵が描かれています。ちょっとした記念にもなりますよ。

- 水仙のシーズンは混み合いますが、駐車場がたくさんあるので心配いりません。
地元民おすすめ!爪木崎の水仙まつりの楽しみ方
水仙に囲まれた散歩道を歩く
わたしが一番好きなのが、水仙の中を抜けていく散歩道。海に向かって白い花が一面に広がり、歩くたびに甘い香りがふわっと漂います。駐車場のある高台から見下ろすと、群生地全体が見渡せますよ。
水仙と同じころに、アロエの花も見ごろを迎えます。透き通った青い海と、伊豆らしいなだらかな丘もあわせて楽しめますよ。

爪木崎は、犬の散歩にも人気の場所です。わたしたちも愛犬と一緒に歩きました。

なかでもわたしが好きなのは、灯台に向かって歩く道。高台になっていて海がよく見え、伊豆半島の景色まで見渡せます。
可愛い白い灯台で写真を撮る
遊歩道の先に立つのが、1937年に灯った爪木埼灯台。小ぶりで真っ白な姿がとても可愛くて、写真映えは抜群です。灯台のまわりは見晴らしがよく、天気がいい日には伊豆諸島の島々まで見えます。

- 灯台は近づいて撮るのもいいですが、少し離れたところから全体を入れて撮るのがおすすめです。
静かな入り江で海をながめる
爪木崎には、弓なりの砂浜が続く小さな入り江もあります。水仙を見たあとに、海辺でひと休みするのがおすすめです。

小さな入り江ですが、水の透明度はとても高く、のぞきこむだけでも楽しめます。天気のいい日はワンちゃん連れの人も多いので、うちの愛犬もほかのワンちゃんと交流しています。
無料の温室にも立ち寄って
園内には無料で入れる温室もあります。寒い日でも中はあたたかく、ちょっとした休憩にもぴったりです。
見どころは、温室の真ん中にあるブーゲンビリア。色あざやかな花がいっぱいに咲いていて、圧巻の美しさです。

散歩のあとは、駐車場の売店でお団子を
歩いてお腹がすいたら、駐車場にある売店へ。わたしはここでお団子をいただきました。散歩のあとのひと休みにぴったりです。

売店の方はいつも気さくに話しかけてくれて、ちょっとした会話も含めて、ここでのひと休みを楽しんでいます。
水仙まつりは「近くに泊まる」が正解
水仙まつりの期間中、とくに週末は多くの人でにぎわいます。ゆっくり楽しむなら、人が少ない朝のうちに訪れるのがおすすめ。そのためには、近くに泊まるのがいちばんです。
わたしが貸し出している「外浦バケーションホーム」は、爪木崎と同じ須崎半島の外浦にあります。爪木崎までは車で約12分なので、人が少ない朝のうちに出かけるのも気軽です。歩いても約1時間で、わたしたちも週末には犬の散歩がてら、ゆっくり歩いて行くことがあります。

- 最大8名まで泊まれる一棟貸し
- キッチンつきなので、下田で買った干物や野菜で夕ごはんも
- 冬の外浦海岸は人が少なく、静かな海辺の散歩も楽しめます
外浦の海まで歩いて350m。
夫婦でDIYした一棟貸しの家。
最大8名・寝室3部屋・キッチンつき。海で遊んだあとは、自分の家のようにのんびり過ごせます。
外浦バケーションホームを見るまとめ:冬の下田で、ひと足早い春を見つけに
爪木崎の水仙まつりは、冬の下田でいちばんおすすめしたいイベントです。
- 開催は毎年12月20日〜1月31日、入場無料
- 水仙の散歩道、白い灯台、入り江、無料の温室を一緒に楽しめる
- 歩いたあとは駐車場の売店でお団子を
寒い季節に、ひと足早い春を見つけに来てくださいね。
新しい一年のはじまりに、水仙の甘い香りと青い海に包まれて、下田のあたたかい冬をのんびり歩いてみてください。



